「ごめん。悪かった。」




茜が落ち着くまで司は茜を抱き締め続けた





茜はまた捨てられたんじゃないか





また裏切られたんじゃないかと不安で仕方なかった




無事に戻った司にほっとしていた







司は安心してうとうとする茜をベッドの上へ抱き上げて移動し点滴を立て直した





そして




「ごめん」と茜に謝った





そんな司の手を茜は掴んだ





「このままで、、、」




司は茜の手を握りベッドに座り「離さないから。どこへもいかないから。」と言った