浴室で壊してよと言われたのは部屋の鍵がついた扉だと分かった司はその扉の前に立った




シルバーだからか、、、




その扉がやけに冷たく頑丈に感じる




ふと扉に触れたとき




「私の力になってくれるんでしょ?だから助けたんでしょ?」




螺旋階段を手すりにつかまり降りてくる茜がいた




司はすぐに駆け上がり茜の腕を支える





「約束、守ってくれる?」




茜は、、、




今にも消えそうな声でそう言って司をまっすぐに見た





「、、、約束を果たしに来たんだ。」




司はそうこたえずにはいられなかった