「一緒にやろうって言ってただろ?」 司が茜の横にしゃがみ茜の頬についた土を手で拭う。 「だって早くやらないと。」 「でも、何かあったらどうすんだよ。」 司はそういうと茜からシャベルを預かった。 「ごめんて。」