理事長も、自分の病気を知ってからは精力的に茜のサポートに回り、茜にありったけの自分の知識を伝えた。



そして時間を見つけては知り合いの経営者や、自分の亡きあと、茜を支えてくれそうな友人に頭を下げて回った。




「茜・・・」



「はい。」



「先に、逝くぞ。」