私は3年間君を見つめていた。



君を好きだった。



君を想っていた。



私の3年間は君だけのために。



桜なんかが舞散れば、ロマンチックなんだろうけど、春と呼ばれる3月には不釣合いの冷たい風が私達を包み込む。



それでも私の頬は赤く色づいていたんじゃないかな。



君がそこにいてくれるから。