青空の下で

私の想い……



岬君の想い……



同じだったんだ。



それだけで充分かもしれない。



でも、もし春樹君の言っていたことが本当だったとしたら……



私はこのまま卒業してしまっていいの?



このまま岬君と永遠に会えなくなってしまってもいいの?



いいはずがない。



私は岬君の想いに答えるためにも、この気持ちを伝えなければ……



君があの日私に頭を下げてくれた日のように。



真っ直ぐに瞳を見つめ、思いを言葉にしなければ……



例え、私の瞳に映る君が眩しすぎたとしても。