風の便りから




あとは、このままちゃんと乾いてくれさえすればラムネが出来上がるはずだ。




「ラムネが出来るまで、今日やった自由研究のことを紙にまとめようか」





何をして時間を潰すか考えようとしたところで、澄野くんの声が耳に入ってくる。




確かに今日やった自由研究の事を書いておけば暇も潰せるし、宿題も終わるからまさに一石二鳥。ナイスアイデアだ、澄野くん。





落ち込んでいた子供達も仕方がないと諦めたのか、店内にあるカウンター横の手洗い場へと向かって丁寧に手を洗い始める。





子供達が宿題を済ませているうちに散らかりっぱなしのテーブルを片してしまおうと、散らばっている道具をボウルの中へと入れ込んでいく。



思ったよりも散らかっておらず、これだと片付けるのにもそんな時間はいらないはずだ。