みんなもちゃんと手の甲に書いた材料を持って来てくれたみたいで、家から持って来た材料をテーブルの上に出してくれる。
昨日寝る前にインターネットで調べてノートに記した材料リストと見比べていき、忘れているものがないか確認する。
「コーンスターチに….、クエン酸に重曹…」
ひとつひとつ確認していけばちゃんと材料は全て揃っていて、レシピさえちゃんと見ながらやればなんとか作れそうでとりあえずは安心だ。
あとは頑張ってラムネを作るだけ。
ノートのページをめくりラムネの作り方を書いたページを開いて固定させ、皆へと視線を向けると今か今かと早くやりたいという気持ちが感じ取れる。
「よし、じゃあ作ろうか!」
「「はーい!」」
声をかけると、澄野くん以外のみんなが手を上げて大きな声が帰してくれる。
澄野くんに笑った事を謝りたいけど、今はラムネを作ることに集中しなきゃ失敗してしまうかもしれない。
そうなると、みんな悲しむだろうから今は一旦心の奥に押し込んでおく。
終わったら、笑っちゃった事をまた改めて謝ろう。
