いつもよりも賑やかに朝食を食べ終え食器を流し台へ持って行くと、叔母ちゃんはもう朝食を済ませたみたいで洗った食器を入れるカゴには既に食器が傾けてあり、その上に被せるようにして自分の食べた分の食器を洗って入れていく。
自分の使った食器も数枚ですぐに洗い終え、ラムネ作りの事に頭を切り替える。
心地良い爽やかな風鈴の音色に耳を傾けながら、昨日あらかじめ用意しておいた抜き型やボウル、計量スプーンなんかの料理道具を纏めていく。
「待たせてごめんね!そろそろ行って準備しようか」
男の子達はまだ起きてすらいないかもしれないけど、先にある程度用意しておけば皆が来た時にすぐ始められるはず。
纏めた道具を抱えて女の子達に声をかければ、心配そうにこちらを見つめながら寄り添って着いて来てくれる。
「小春ちゃん、持とうか?」
「荷物いっぱいやし、危なかばい」
なんて良い子たちなんだろう。
だけど、まだ身体の小さい女の子達にこの量を持たせるのは気が引けるし、重たいとは感じるけど我慢できない量ではないから大丈夫なはず。
「大丈夫だよ〜、ありがとう。その気持ちだけで嬉しいよ」
そう笑って見せるけど、女の子達はまだ心配そうにこちらを見つめたままだ。
