風の便りから


「「こはるー!!」」


来た。

ここ最近毎日のようにお店に訪れてくれる、可愛い可愛い小学生三人組。




「そんなに大きな声出さなくても、聞こえてるよー」



バタバタと急ぎ足でお店の中へ入って来る三人が可愛くて、最近では毎日この子達が来てくれるのが楽しみになってる。



女の子のユキに、男の子のケンとユウ。



三人ともいつも外で遊んでいるのが目に見えて分かるほど、小麦色に肌がこんがりと焼けている。




「こはる!やばい!!」
「人が死んどる!」


「……えっ?…何?…死んでる!?」


いつものようにお菓子を買いに来たと思っていた矢先に、いつもと様子の違う困惑した様な表情の幼い子たちの口から聞こえた言葉に目を見開く。