まあ、クールぶってるけど、本当は弱い澪のことだから。

好きって言葉を口にするのも勇気がいるもんな。



……それは俺が澪に好かれてる場合だけど。



それにしても、さっきは嬉しかった。

俺とずっと一緒にいるって、そう言ってくれたことが頭から離れない。


俺だって、澪を離さない。

って、言ったけど一番は澪の幸せ…だよな。






「んんん…。ふわぁ~!!……あ、ゆず」






まあ、今はこうして澪の寝起きを見れたことだし、いいとしよう。






「おはよ」



「朝…?なわけないわよね」