「…ばーかぁ。…すーすー」






バカって…。

夢の中でも罵られてるなんてな…。


でも、澪の夢に出れただけでまあいいか、なんて考えちゃう俺って…。



いつまでもこーしてたいな…。

ここにいる間は、澪は完璧に俺のものだから。

いつもいつも、どこにいても男共が澪を狙ってる。


気が気じゃねーんだよ…。



俺なんて、いつ捨てられてもおかしくないって、本当にそう思ってる。


だってそうだろ? 

令に好きって言われた記憶がないんだ。