「そんな... そんな!」 麗蘭は平川病院の303号室で叫んだ…












病室には麗蘭と燿だけだった











そう... 燿は病気でもうすぐこの世から消えてしまうのだ...











麗蘭と燿は涙を流す...













「燿... だよ やだよ!」









「麗蘭、今までありがと。 今まで付き合えて嬉しかった

俺がいなくても頑張るんだぞ!麗蘭...」















「そんなこと……言わないで... 燿が居なきゃやだよ」













「麗蘭ごめんな…… ほんとにゴメンな……」







「うわーん!」

麗蘭は涙をこらえた


燿は


「今まで、ありがと...」







ピー――――――――――――――――――――





その時、心拍数が止まった。















「燿、そんな…… やだよ!」













麗蘭は涙を流した...















こうなったのは3年前だ