帰る途中で未来は慎に聞いた。
「そういえばどうやって帰るの?」
慎はそれを聞いてきょとんとした。
「どうって…?」
「入口ふさがってると思うけど…。」
そういわれてみれば、慎が入った後に閉じられたような気がする。
そのことを思い出して慎は焦った。
「帰り道、聞いてなかった!」
それを聞いて未来は笑った。
「ふふっ。」
「もう、笑うなよ!」
「だって、普通は聞くでしょう。」
「未来を一人にしたくなくて必死だったんだからしょうがないじゃん。」
「……!?」
かぁっと未来は頬を赤くした。
そして小さな声で言った。
「ありがとう。」
「んっ。」
そして未来は止まって慎に言った。
「出口はね、作らないとなんだ。」
「未来?」
「私が新しく星を作る。それが出口であり、みんなのいる世界になる。」
「未来…?」
慎には未来の言っていることがわからなかった。
でも、信じた。
「わかった。何をすればいい?」
「慎は一緒にいて。私のこと支えていて。」
「わかった。」
そういって慎は未来の手を握った。
もう離さないというように―。
それを見て未来は指を絡めた。
もう一人じゃないと知るために―。
そして目を閉じて唱えた。
「我は星の代理者。我は新たなる星の王。ゆえにわれは願う。ゆえにわれは望む。時の流れを揺蕩いしもの、時の狭間にいるもの。大地に眠るすべての魂よ。我は願う、我は祈る。新しき世界の導き手となることを―!」
そう唱えると小さな球状のものが現れた。
それを慎は不思議そうに見た。
「これって何…?」
「新しい星だよ。」
「えっ…と…これが?」
「うん、これは元になるんだ。あとはどんな世界にしたいのかを決めて、魔力を注ぎ込むの。」
未来は慎のほうを向いていった。
「慎はどんな世界にしたい?」
慎はそう聞かれて考えた。
「未来は…?」
そう聞き返すと未来は答えた。
「今みたいな世界もよかったけど、私は人がそれぞれ自分の考えで生きていくことが素敵なんじゃないかなって思ってる。」
「自分の考えで…か…。」
「慎はどうしたい?」
もう一度聞かれて慎はまっすぐに言った。
「僕はねー。」
「そういえばどうやって帰るの?」
慎はそれを聞いてきょとんとした。
「どうって…?」
「入口ふさがってると思うけど…。」
そういわれてみれば、慎が入った後に閉じられたような気がする。
そのことを思い出して慎は焦った。
「帰り道、聞いてなかった!」
それを聞いて未来は笑った。
「ふふっ。」
「もう、笑うなよ!」
「だって、普通は聞くでしょう。」
「未来を一人にしたくなくて必死だったんだからしょうがないじゃん。」
「……!?」
かぁっと未来は頬を赤くした。
そして小さな声で言った。
「ありがとう。」
「んっ。」
そして未来は止まって慎に言った。
「出口はね、作らないとなんだ。」
「未来?」
「私が新しく星を作る。それが出口であり、みんなのいる世界になる。」
「未来…?」
慎には未来の言っていることがわからなかった。
でも、信じた。
「わかった。何をすればいい?」
「慎は一緒にいて。私のこと支えていて。」
「わかった。」
そういって慎は未来の手を握った。
もう離さないというように―。
それを見て未来は指を絡めた。
もう一人じゃないと知るために―。
そして目を閉じて唱えた。
「我は星の代理者。我は新たなる星の王。ゆえにわれは願う。ゆえにわれは望む。時の流れを揺蕩いしもの、時の狭間にいるもの。大地に眠るすべての魂よ。我は願う、我は祈る。新しき世界の導き手となることを―!」
そう唱えると小さな球状のものが現れた。
それを慎は不思議そうに見た。
「これって何…?」
「新しい星だよ。」
「えっ…と…これが?」
「うん、これは元になるんだ。あとはどんな世界にしたいのかを決めて、魔力を注ぎ込むの。」
未来は慎のほうを向いていった。
「慎はどんな世界にしたい?」
慎はそう聞かれて考えた。
「未来は…?」
そう聞き返すと未来は答えた。
「今みたいな世界もよかったけど、私は人がそれぞれ自分の考えで生きていくことが素敵なんじゃないかなって思ってる。」
「自分の考えで…か…。」
「慎はどうしたい?」
もう一度聞かれて慎はまっすぐに言った。
「僕はねー。」



