今日、初恋はじめます。

このタイミングで、注文したカフェラテが運ばれてきた。


アカリはカフェラテをひとくち飲んでから続ける。


「アヤカ、新田君のことが好きだって言ってたでしょ、修学旅行の夜の時から」


「うん、言ってたね」


「で、けっこう新田君にアプローチかけてて、積極的に話しかけたりとかしてたでしょ?」


「うん、してたね。今度、ヨウスケとデート行くとか言ってたし」


あの時の嬉しそうなアヤカの顔は今でも覚えている。


「そのデートが、不運な結果を招いちゃってさ…」


アカリのトーンがシビアになってくる。


私たちのテーブルだけ、
緊迫した空気に包まれる。