サムライ君とメガネちゃん

その部屋は、意外と奥行きがあり、さまざ

まな大きさのものが所狭しと置かれている

そう、大小様々な、これらは…

機械?

よくわからないけど、実験室か研究室のよ

うな

不思議な、部屋…

私はふと、先程眼にした文字を思い出す

『時空超越事件研究所』…

大小様々な機械はそれぞれ、

「ヴウウン、ヴウウン」

とうなりごえをあげ

鈍く、緑色や青色に発光しているものもあ



何だろう、これ…

さりげなく、胸騒ぎ…

「り、りおちゃん、

なんやろな、これ…」

「えっ、いや、私もわからへん」

…気がつけば、私たちは、固く手を握りあっ

ている