「ああ、わかっとうけどね。
なんとか、ダメ、ですか?」
ほとんど、半泣き状態だ
「ダメだ」
レイコさんが絶対零度のように、冷たく否
定する
「理由は四つ。
まず第一に、あのプログラムを実行する際
は、膨大な書類作成と、煩雑な手続き、そ
れと上司の面倒な決裁が必要となる」
「ハイ、ハイ」
「第二に…メガネちゃんの言うとおり。勉強
にズルはダメ。余計なこと考えないで、学
業に励みなさい」
「ハイ、ハイ」
「…第三。あのプログラムはまだ開発途上だ
から、若干の誤変換が発生する」
「はあ、はあ」
誤変換…と聞き、私はテツ君の「パペポン」
発言を思いだし、クスリと笑う
なんとか、ダメ、ですか?」
ほとんど、半泣き状態だ
「ダメだ」
レイコさんが絶対零度のように、冷たく否
定する
「理由は四つ。
まず第一に、あのプログラムを実行する際
は、膨大な書類作成と、煩雑な手続き、そ
れと上司の面倒な決裁が必要となる」
「ハイ、ハイ」
「第二に…メガネちゃんの言うとおり。勉強
にズルはダメ。余計なこと考えないで、学
業に励みなさい」
「ハイ、ハイ」
「…第三。あのプログラムはまだ開発途上だ
から、若干の誤変換が発生する」
「はあ、はあ」
誤変換…と聞き、私はテツ君の「パペポン」
発言を思いだし、クスリと笑う

