サムライ君とメガネちゃん

どういう、わけですか?

「メガネちゃん、あなたにテツの監視係を

やってもらおうかしら?」

「…はい?カンシガカリ?」

「そう、何も24時間、付きっきりで監視し

ろっていうんじゃないのよ。

そうね、主に学校への行き帰り…」

「え、そ、そんな、私…」

「あの子もできるだけ、この時代に干渉す

べきじゃないんだけど、意外と好奇心旺盛

なのね

最低限、この時代に適応しなければならな

いから…監視係と言うよりは、むしろ教育係

ね」

「私、私…さっきは、成り行きで…」

「どうやら、テツもあなたのことが気に入

ってるみたいだし」

いきなり「ばんっ!」と肩を叩かれ、メガネ

がずれる

ミハルちゃんフルパワーで私の肩を叩いた

のだ