サムライ君とメガネちゃん

「ちょっとあなた、そっち持って」

レイコさんはミハルちゃんに命令し、サム

ライ君の左肩を抱えさせる

ちょっとぐったりしている様子の彼を肩で

抱え、二人は研究室の出口へ向かう

なすすべもなく、あとを追う私

…二人が向かったのは、寝室のような部屋

ベッドの前に到着すると、レイコさんは

「メガネちゃん!ぼおーっとしてないで、布

団をめくって!」

「ひゃ、ひゃいっ!」

私は弾かれたように反応し、ベッドの上の

布団をめくる

レイコさんとミハルちゃんは、テツ君を

「せーの」の掛け声とともにベッドに下ろ

し、仰向けに寝かしつける

私は掛け布団を掛ける

「ふうう、もう大丈夫ね」

レイコさんがため息とともに言う

同じように、肩をなでおろす私たち