サムライ君とメガネちゃん

「はあ、はあ」

「ポリポリ」

「座標軸Xがずれて、座標軸Yに移行するで

しょ、それでね…」

「モグモグ」

「ゴクゴク」

「そこで、アインシュタインの相対性理論

に当てはめてみると…」

「バリバリ、モグモグ」

「ふんふん、ゴクゴク」

「ちょっと、あなたたち!」

レイコさんはいきなり私たちの手をつか

み、

「ちゃんと聞いてるの、私の話を!」

と、恐ろしい形相で睨み付ける

私とミハルちゃんは、レイコさんの思いが

けない攻撃に、お菓子を食べる手をこわば

らせて「ヒッ!」と小さく叫ぶ

「だ、だってえ、難しすぎてえ、お話が

あ!」

ミハルちゃんは半泣きである