サムライ君とメガネちゃん

両手にお菓子やら、ペットボトルのジュー

スやら、いっぱい抱えている

「ほら、これ」

と言って、テーブルの上にそれらをドサッ

と置く

「あなたたちには、難しい話だと思うか

ら、食べながら聞いてなさい」

意外と、優しいヒトかも知れない

ミハルちゃんの顔がパッと明るくなり、お

目目がキラキラ輝いたのは言うまでもない

「あの、質問!」

お菓子の袋をバリバリと空けながら、ミハ

ルちゃんが女性に尋ねる

「はい、大きいの」

「…ミハルです。井松ミハルです」

「ミハルさん、どうぞ」

「あの、あなたのお名前は?」

女性は少し表情を緩めて答える

「私のことは、レイコと呼びなさい」

「はい、レイコさま!」