サムライ君とメガネちゃん

…ミハルちゃんの、バカ!

緊張感を持ちなさい!

しばらくミハルちゃんを睨んでいた女性は

「ふううっ」とため息をつき

「ちょっと、待ってなさい」

と言って、部屋を出ていく

「ミハルちゃん、何やっとんよ、もう!

緊張感、ないの?」

「あはは、ごめん。

いやその、緊張感が続いて、お腹が…」

「それにしても、あの人、どこいったんや

ろね?

まさか、さっきのピストルみたいなもの、

取りに行ったんやろか?」

「えっ、アタシら、マッサツされるんやろ

か?」

「マッサツされたくないから、もっと緊張

感持ってよね!」

私たちがそんな緊張感のない会話をしてい

ると、女性が応接室に戻ってくる