サムライ君とメガネちゃん

「秘密は守ってもらうわよ

いいわね?」

「ハイハイ、私は口の固いことが自慢で」

ミハルちゃんは張り切って答える

ああ、このヒトが一番心配なんだけどな…

「あなたは、どう?」

女性が冷たい眼で、私を見つめる

「秘密は、守ります

信用して下さい」

私はきっぱりと答える

いや、そう答えるしかない

選択の余地は、ない

…女性は私たちを交互に見比べ、

「そう、じゃ、話しちゃおかなぁ

テツに、切腹されると、困るからね」

しばらく、沈黙

応接室に振り子時計がかかっていて、

「カッチン、コッチン」

とリズミカルにおとを立てる

否応なく、緊張感が高まる