君にしかないもの


和斗は莉央ちゃんと二人っきりになりたいみたい。
昨日のLINEとなにか原因があるな。

「莉亜ちゃんは俺といるよ。」

和斗の力になってやろうと思った。
まぁ正直いって、俺も二人で一緒にいたかっただけなんだけど。


あいつらは二人で空いていた席へ行った。

和斗が目でサンキュって言ってきた。
俺の方こそサンキュー。


莉亜ちゃんの方を見ると
少し心配そうな顔をしている。
和斗が好きとかねぇーよな…

「莉亜ちゃん、どうかした?」

「あ、あの、私のせいかもしれなくて…」


「どういうこと?」