君にしかないもの


そう思っているとLINEがきた。

相手は…。


先輩だった。


『今日はありがとう。嬉しかった。
自己紹介してなかったけど園山和斗だから。』

思わず微笑んでしまう。
先輩らしいな。

『こちらこそありがとうございました♪
私は向井莉央です。よろしくお願いします。』


少しずつ気づいていた。
私の中で先輩が特別な存在になっているって。


「莉亜に話したいな。」

こんなこと初めてだから早く話したい。

先輩からすぐに返信が来た。

『莉央って呼んでいい?』