君にしかないもの


莉央side


「はぁっ…はっ______っはぁ~…」

「莉央が寝坊するから!」

「ごめん。明日からはちゃんと起きるから~」

私は妹の莉央。
遅刻しかけたけどなんとかセーフ。
慌てて乗り込んだから息があがっちゃった。


莉亜はしっかりしてるから頼りにしてる。
ほんとに双子なのかなって思う。


私は黒髪のロング。ストレート。
だから莉亜とみわけがつく。
だいたいの人はは私たちを見分けることが出来ない。