バイト先の最寄り駅につくと、改札口が目の前から見える所に立つ。 「はぁー」 小さくため息をつきながら、後ろにある壁に寄りかかる。 真桜さんは遠いから、俺が乗ってきた電車には乗ってないだろう。 多分あと2本くらい後に来そうな気がする。