輝く奇跡

「ねぇ拓人…瞳さんってほんとにいきなり何もなく死んだの?あたしずっと思ってたの…
瞳さんは何もなく死ぬとは思わないよ!
拓人は『瞳は苦しんで死ぬ』それは違うと思うの…電話越しで聞く瞳さんの声すごく明るくてごく普通の高校生と一緒だったよ!
そんな瞳さんがいきなり何もなく死ぬなんておかしいよ!」あたしは思っていたことを全て言った…少し沈黙が続いた
「……わかんだよ…お前に何がわかんだよ!
お前は瞳の何を知ってんだよ!
俺だって瞳の身に何かあったと思った…
でも瞳が俺に何も言わなかったのは俺たちに心配かけたくなかったからなんだよ!
だから俺は何もなかったようにやってんだよ
瞳は自分の急死について何も探って欲しくないんだよ!」拓人はあたしに怒鳴り散らした
怖くなってあたしは圭太の腕を掴んでいた
「二人とも落ち着けって。 瞳は二人が言い合いすることなんか望んでねーんだぞ」
圭太が拓人を止めた。
「ごめん…あたしちょっと外行ってくる
外の空気吸いたいから…すぐ戻るから」
あたしは拓人のそばにいるのが今は気まずい
だから外に逃げよう…
「おい!待てよ!祐奈!」
あたしは圭太の部屋を出た。