次の日…
拓人は学校に来なかった。
圭太に聞いても連絡はなかったと言っているし
なんでかわからない。それから1週間拓人は学校に来なかった。
1週間後
珍しく朝に仕事をして帰りは遊ぼうと約束し朝に仕事をしに学校に来た。
ガチャ。「久しぶり…二人共。仕事ゴメンな
任せっぱなしで。」
「拓人!?」
拓人はようやく来た…でもすごい疲れている
「なぁ二人に話があるんだ。俺学校やめるわ」
「は!?何言ってんだよ!」あたしは驚きで何も言えなかった…でも嘘だと言って欲しかった
「ちょっと家庭的にいろいろあって…」
「おいもしかして…あいつが関係してんのか」
「あぁ。」あいつ?誰のこと?
「なんでだよ!!あいつとはもう関わってないんじゃねーのかよ!」
「あいつは俺が守ってんやんなきゃいけねーんだよ!あいつには俺以外いねーんだよ。」
守ってんやんなきゃいけねーその一言でわかった…あいつとは…拓人の好きな人の事だ…
また裏切られた…守ってやるって言ってくれたのに…「もうやだよ!」あたしはそう言って
部屋を出た。そして次の日クラスに拓人の転校が報告された…あたしはいつも3人で過ごした教室へ行き3人で撮った写真を抱きしめて泣いた…一粒…二粒と写真の上に涙が落ちた