あの頃の私には大好きな人がいた…

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あっ、先生だ…

窓際の席はラッキーだ

私は窓の外に視線を向ける

隣の校舎で授業をしている先生

小さいけど私にはわかる

いつからだろうか

先生を探すようになったのは

自分でもわからない

いつの間にか好きになってた

この人といたらきっと楽しんだろうな…

私は毎日のように先生に話しかけにいった

くだらない話を優しい顔で相槌を打ちながら聞いてくれる

私の全てを受け入れてくれる先生にどんどん惹かれていった