湯船につかり考える。 酔いはもうさめていた。 てか、わたしはとんでもないことをしているんじゃ・・・? お酒にのまれて潰れて、気が付けば知らない男の人におんぶされ 挙句の果てにその人の家でお風呂に浸かっている。 「なんて失態・・・」 こうたさんは、若いからあるだろうなんて言ってたけど ここでも子ども扱いか・・・。 「早くでよ・・・」 考え出すと止まらないマイナス思考。 わたしは何もかも忘れるかのように お湯を頭からかぶった。