私は親の都合でここに引っ越してきた。全校生徒の前での自己紹介も終わり、今はクラスの前だ。

先生「じゃあ入ってきてください!」

呼ばれた。行かなきゃ。

先生「自己紹介してね!」

あぁ、またか、恥ずかしい

私「野口華穂です。よろしく。」

皆(拍手)

拍手されて、恥ずかしいけどなぜか
やって良かったと思えた。

先生「じゃあ野口さんは桃山くんの隣ね!」

私「はーい」

桃山「よろしくな!野口!」

隣の桃山?が話しかけてきた。
一応返しておかなきゃ。

私「うん。よろしく。」

莉子「華穂ちゃん!よろしくねー♡」

この人語尾に絵文字付いてそうだな。
...苦手。

私「うん、よろしくー。」

キーンコーンカーンコーン

授業がようやく終わった。
あの先生、優しそうだけどめんどくさいなぁ
わけわからない話ばっかり。

A子「ねーねー!華穂ちゃーん!
華穂ちゃんってどこから来たの?」

...馴れ馴れしい。
(私は前の学校の親友と離れた事で
なんか感情がやばかったです。色々と)

私「〇〇県だよ。」

B子「へー!遠いね!」

...大して遠くもないけどね

莉子「あっ!A子とB子華穂ちゃんと話しててずるーい!
華穂ちゃんは莉子のなのー!!」

は??いやいや
私あんたの会って一日もたってないよね?
いやまず私物じゃないよ?
なにこいつ、頭おかしい

A子「えー!私達だっていいじゃん!
莉子ちゃんだけずるーい!」

B子「そーだよー!」


私「莉子ちゃん。そう言ってくれるのは嬉しいけど
私、物じゃないんだ」

莉子「ぶぅ...つまんないのぉ!」

桃山「なぁ野口。お前って結構冷めてるよなぁ」

やば、あからさまに塩対応してるのバレたかな

私「...そう?そんなことないよ」

桃山「ま!俺は嫌いじゃねーけどな!」

...何この人!!!
気持ち悪っ←

莉子「...香穂ちゃん。ちょっと来て」

えっなに、、、

私「うん。わかった」

~廊下~

莉子「ねぇ、華穂ちゃんちょっと調子乗ってない?」

は?いきなりなんだし

私「そんなつもりないよ。私なにかしたかな。」

莉子「あーもう。じゃあいうね
私ね、桃山くんのこと好きなの。」

うん、それがどした(*^^*)

私「うん、それで?」

莉子「桃山くんが隣だからって
調子に乗って話さないでほしい」

...はぁ???
なに、自己中かよ
ま、めんどいからいいよって言うけど

私「うん、わかった。ごめんね、莉子ちゃん」

莉子「わかってくれる香穂ちゃん大好き♡
これから仲良くしよっ♡」

...きもっ

私「うん。よろしくね。」(2度目)