好きにならないと決めた夜に
くだらないって泣いた
もうこの想いに
追いつけなくなっていた
何も始まっていない
ただ瞳が合ってもっと知りたいと願っただけ


独りよがりでも 勘違いでも
気になり始めたら
とめられなかった
届かなくても 会えなくても
少しでも同じ日々を
共有してみたかった





素っ気ない返事に落ち込んだ夜に
くだらないって泣いた
強がらなくていいよと
誰かに言ってほしかった
そらせない瞳は
ただ諦められない愛を知ってしまっただけ


都合良くても 思い出はなくても
今を見つめることが大切だった
逃げ出せなくても 戻れなくても
叶わない未来さえ
受け入れたかった




変わらないものなんてないけれど
限られた時間はすぐそこに‥




たった数分の出来事に喜んだ後は
くだらないって泣いた
この距離を保つことが
正しいと信じていた
守ろうとしないで
ただありのまま忘れないでいてくれればいい