お兄ちゃんの友達[完]

そのまま店を出て、車でバイト先のケーキやまで送ってもらう。

「俺はこれから書類集めたりで出かけるけど、バイトが終わるころに迎えに来るから」

終わったら電話してね、と名刺の裏に電話番号を書いて渡してくれた。

「あ、自力で帰れますから」

「だーめ!俺が迎えに来たいの!」

がんばってね~!と手を振りながら私を見送ってくれる河合さん。

手をおおきくふっているその姿がなんだかおかしくて、小さく手を振り返した。