心霊刑務所 初めましてのお時間

「あ!お、おおおお前!!あの時の?!」


なんと、話しかけてきたのは、夢の中で助けて?もらったカイン ブルーバードだったのだ。


「ね?言ったでしょう?仕事の関係上、また会えるねって。」


そう言って手のひらをひらひらさせる。


「あれ?健太とカインって顔見知りだったんだ。」


「え?お前知り合いなのか?」


「まあね。ほら、そんなことより、何しにきたの?」


五十四番が質問すると、思い出したかのようにハッとなった。


「ああ!えっと、六十三番?まあ、清人くんのことなんだけど、君たちじゃ追うのは大変だと思うからね?この僕が行ってあげようかと思って!まあ、最初からそのつもりだったんだけど。」


「お前が六十三番を連れてきてくれるのか?」


カインは満足そうに頷いた。


「そゆこと。じゃあ急ぐから僕はここで!じゃあね〜」


カインはそう言うと小走りでどこかに行ってしまった。


一体六十三番はどこに消えたのか?


「健太、カイン行っちゃったね。あの、さっきの話なんだけどさ…」


「あ、ああ、お前とカインはどういう関係なんだ?」


「私ね?カインに造られたの。」


「は?」


一瞬何言っているかわからなかった。


「カインが私をつくってくれたの。この化け物の体を。」


そう言って五十四番はニコッと笑った。