「おー?健太?とうとう主任になったんだって〜?ここに来てまだ四年目なのにー?出来るの〜?」


早速お出迎えしてうざったらしい五十四番。


「うるせーよ。俺だってなりたくてなったんじゃねえ。」


「なあ、そんなことより腹減った。そろそろ昼飯の時間だろ?ていうか、過ぎてる。」


こういうところだけきっちりしている食いしん坊んの六十三番。


っていうか、こいつのせいで俺はこんなことになったんだ。


少しは反省してほしい。


「はあ…、お前ら手を出せ。」


「はい」


ガチャン…


囚人二人に手錠をかける。六十三番には首輪付きだ(リードも)。