重い足取りで看守長室に向かう。


俺たちの上司は怒るととても怖いのだ。


俺は何回も怒られたことがあるからわかる。


少し身震いをして、看守長室の前にたった。


コンコンコン


「し、失礼します。」


そう言って入ると、いかにも、怒っています!というオーラが滲み出ている看守長がそこにいた。