少年の心情がどっ!と押し寄せて来て苦しくなった。


突然水が口の中に入っていき、呼吸ができなくなった。


ガボッ…!


(く…くるし…!た…たすけ…て…!)
手足を必死にもがいて上へいこうとするも、体を何者かに掴まれ、どんどん下は連れられて行く…


手足も段々動かなくなっていき、視界がぼやけて…


最後に見たのは恐ろしい表情で俺を見下ろす少年…いや、小さい頃の俺…