心霊刑務所 初めましてのお時間

食堂に行ってまずは注文をすませる。


「ご注文をどうぞ」


厨房のテーブルの奥から体をのぞかせるのは食堂で働く受付人、名無しさんだ。その名の通り名前がない。身長197cm、年齢不詳。性格は優しい。


「サンドイッチとホットコーヒーを一つ」


美久は大人だ。コーヒーをおいしそうに飲めるのだから。


「パンケーキとホットミルクを砂糖多めで」


名無しさんが心配そうにこっちをみる。


「砂糖は何個にしますか?」


「十個」


「だめです。先輩、このままだと糖尿病になりかねませんよ。」


「じゃあ、八....」


「三個にしておきますね。」


解せぬ....