心霊刑務所 初めましてのお時間

「え?ちょ...」


華の返事も聞かずに走り出すリサ。


清人はそれを見送ったあと、改めて華の兄に向き直った。


「で?お前の目的はなんだ?お兄さん?」


「ええ~?何のこと?」


ニコニコと笑いとぼけて見せる。


清人はズボンの右ポケットを指さして言った。


「ポケットに何か入っているだろ。」


びくっと体が動いた。どうやら図星だったようだ。


「どうした?ほら、早く見せろ。」


清人が一歩を踏み出した瞬間、








ガシュ!!!