春の暖かい日差し、騒がしい運動場(?)


「ここって、森…だよな。」


手入れされていない自然がいっぱいのこの森は、普段全く外に出ない囚人たちにとって楽園のような遊び場である。


「あっ、健太!」


「美久…」


「お前らも来たんだな、運動場。」


「まあな、五十四番がおてんばだから。」


「俺んとこも、華ちゃんたちと遊びたい!、って言うから仕方なく。」