「えー?!外だよ?楽しいよ?」


「嫌だ、外嫌い。」


インドア派の六十三番である。


「せっかく清人とたくさん遊ぼうと思っていたのにな〜」


その言葉に六十三番は反応し、小さな体がピクッと動いた。


「ね!一緒に遊ぼうよ!リサも楽しみにしていたよ?」


「…行く。俺も行く。」



「よし!じゃあ決まりだね!健太、行こ!」


「はいはい」