小さなおにぎりとおかずのゆでたまごを頬張り、おいしそうに食べる六十三番。


「清人、ご飯粒ついてる。」


まるで母親のような五十四番。そんなこんなで十四房の一日がはじまる。




でも今日はなんか変だ


いつもと違う空気だ


きっとこれは何かが起きる予兆なのかもしれない


いつも以上に警戒しなければ....