「竜也!ごめん…ごめん!!俺…俺…。」


秋人は大粒の涙を流した。


「大丈夫だよ。秋人。秋人は俺を助けようとしてくれた。…俺たちはずっと…友達だ…よな?」


竜也は振り絞るように言った。


秋人は激しく首を振った。


「当たり前だ!ずっと…ずっと友達だ!だから…だから死なないでくれ!」