ああ、敵しかいないな。



そう思いながら、登校するのはセオリー通りと言うより私のデフォルトで。これから起こることを予想してまた、気が落ちる。







ああして、剥き出しの感情を向けられるのは好きじゃない。



だって理性のない獣の様じゃない。





私の周りには動物しか存在していないのだろうか。もっとスマートに生きれば、楽に生活出来るだろうに。それを許されながら、敢えて人の道を踏み外すとは、甘えだ。弱さだ。





せめて、私の視界に入って来なければ良いのに。視界に入って来てるのはお前らだからな。







と憤るのもまた、私のデフォルトなのだ