「あんたとはまだ2回しかあってないし、全然関わりもないんだから俺のことなんてほっとけばいいじゃん。」

その言葉になんかイラっとした。別に関わりがなくたって学校に来てほしいって思っただけなのに。いつも誰も座っていない私の隣の席は、沢田が座るべきなんだから、沢田が来ないと
あの席はどうするんだ。

「関わりならあるよ。沢田と私が隣の席だってこと。沢田が来ないと私も1人でさみしいし。
あと、私の名前は浅川小春だからね!あんた呼ばわりはやめて!」

そう言って立ち上がる。
「今日のところは、もう帰るけどまた明日来るからね!」