“哀しくも美しい夜のワルツ 黒い月は赤い空に妖しく浮かぶ ゆらりゆらり 最果ての海 私は今船を漕ぎだす 泡沫の夢は貴方に囁く 何もかも壊してしまえばいいさ そうして貴方は堕ちていく 闇 奈落の底まで堕ちていく 白い箱庭 抜け出せない牢獄 籠の鳥に自由は許されない 存在こそが罪 鳥は何も知らない 自分の運命でさえ だから鳥は歌う 滅びの歌を”