「相変わらず悪趣味な集会ですね」


近くから千歳ちゃんの呟きが聞こえた気がした。
僕、とうとうおかしくなったのかもしれない。
いるはずのない人の声が聞こえるとか、おそらく病んでる。

いつの間にか千歳ちゃんは、僕の中で大きな存在になっていたんだな。