【新】レンタルフレンド~お友達をお貸しします~

(テレビもNHKしか見せてくれない…。

服も下着も、全部あの人たちが選んだものばかり…。

私が選んで欲しいと思った服や下着は、買ってくれたことがない…。

学校に行けば1人ぼっちで、話しかけても無視されて仲間外れにされる…)

「――もう、ヤだよ…」

安里の目から涙がこぼれ落ちた。

(どうして、安里には友達ができないの?

駄菓子を食べたかった…。

泥んこになって遊びたかった…。

プールに行きたかった…。

マクドナルドでハンバーガーを食べたかった…。

服も下着も、安里が選んだものが全部欲しかった…。

安里はいつまでこの生活を続けていればいいの…?

いつまで続けれたら、安里は自由になれるの…?

自由に、なりたいよ…)

安里は泣きながら自由になること、そしてこの生活を変えることを決意した。