【新】レンタルフレンド~お友達をお貸しします~

その頃、小夜子たちは教会にきていた。

「おめでとうー!」

「おめでとうっすー!」

純白のウエディングドレスに身を包んだ愛香に向かって、小夜子たちはライスシャワーをかけた。

愛香ははにかんだように笑いながら、小夜子たちを始めとする参列者たちに向かって手を振っていた。

彼女の隣で純白のタキシード姿の各務原が優しく見つめていた。

「いやーっ、幸せそうっすねー」

そう言ったマキヨに、
「本当ですね、一時はどうなるかと心配しましたけどよかったです」

小夜子は返事をした。

「あれ、カワスミ先輩はどこ行ったんですか?」

マキヨは澄香がこの場にいないことに気づいた。

「ああ、川越さんなら…」

小夜子はやれやれと息を吐くと、澄香がいる方向を指差した。

「ありゃま、積極的っすねー」

マキヨは信じられないものを見たと言うように言った。